夜間電力を利用して電気代を約70%オフ
蓄熱式床暖房は、安価な深夜電力を利用して夜間に熱を蓄え、昼間は蓄熱した熱をゆるやかに放熱します。24時間暖房され、室内温度は常に一定に保たれます。深夜電力を利用するため、電気代は一般電力の約1/3程度に抑えられます。
一般住宅をはじめ、学校や病院、ホテルなどの広い面積に床暖房を敷設する場合は、ランニングコストが抑えられる蓄熱式がお勧めです。
ルナホットは夜間蓄熱・昼間放熱
サンマックスでは、住化プラステックの深夜電気蓄熱式の「ルナホット」などをご用意しています。
ルナホットは、蓄熱材「スミターマル」に熱を蓄える「潜熱式」と、蓄熱材を利用せずにコンクリートスラブに熱を蓄える「顕熱式」の2つの方式で利用できます。
スミターマルで24時間暖かい「潜熱式」床暖房
ルナホットのスミターマルシステムは、夜間に暖房しながら蓄熱材「スミターマル」に熱を蓄え、早朝からは蓄えた熱を放射して暖房します。
「潜熱」というのは「物体が固体、液体、または気体のいずれかの状態から可逆的に他の状態に移るとき放出または吸収する熱」のことで、ルナホットではスミターマルシステムで熱を蓄えます。
スミターマルは常温では固体ですが、深夜は通電によりヒーターで32℃に温められると、融解してこんにゃく状になります。早朝、通電が止まって冷えてくるとまた固体に戻りますが、その際に約30℃の凝固熱を発生させます。このような仕組みでスミターマルは蓄熱時・放熱時ともに約30℃に保たれ、室温は24時間、約18℃に保たれます。
またスミターマルシステムは、室外に逃げる熱量の変化に応じて放熱量を自動的に調整します。そのため外気温の変化に左右されず、室温をほぼ一定に保つことが可能で、快適に過ごすことができます。
蓄熱材を使用せず導入コストを低減する「顕熱式」
「顕熱式」の場合は、スミターマルに熱を蓄える代わりに、コンクリートスラブに熱を蓄えます。「顕熱」というのは、「物体の温度を上げるのに使われる熱」のことです。
蓄熱材を使用しない分、導入コストを抑えることが可能です。「潜熱式」と同様に、23時から早朝7時までの安価な深夜電力を利用して熱を蓄えます。「潜熱式」が24時間暖かいのに対して、「顕熱式」では暖かいのは7時から夕方ぐらいまでです(諸条件により異なります)。
「潜熱式」も「顕熱式」も、お客様の利用状況等にあわせてお選びいただけます。
詳細はサンマックスまでお問い合わせください。